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どんなシステムトレードでもそうですが、実際に取引を始める前に、第一におさえておかなければならない項目があります。 それは「ドローダウン」です。 「そのシステムが、過去どれくらいの損失をこうむったか」を表すのがドローダウンです。 ここで、当システムトレードのドローダウンがどれくらいのものだったかを書いておきます。 当システムを売買サインどおりに、ラージ1枚で取引をした場合のドローダウンは、直近3年(2005年1月4日以来)では4.699.400円(2007/11/30日発生)となっております。 この数字が大きいことは、投資対象が日経225先物であること、さらに投資手法がスイングトレードであることの宿命です。 特に、ワントレード数日〜数週間をかけるスイングトレードでは、1日に100万円(ラージ1枚で取引した場合)もの損失が発生することもあります。 そんなときでも恐怖に凍りつかないように、必ず余裕資金で投資しなければなりません。 大きなドローダウンを避ける方法は、建て玉を小さくするしか方法はありません。 たとえ大きなドローダウンがあったとしても「たいしたことないさ」と言えるくらいの枚数で始めることが必要です。 過去の数字を見れば「たいしたことない」と思えるような金額でも、いざ自分がその立場に置かれたときにはまったく恐怖感が違います。 しかし、長期的に有効なシステムトレードは、ドローダウンの後には大きな利益が待っていることが多いです。 ですから、ドローダウンが発生し、がっかりしているその時こそ、実は大きく儲けるチャンスなのです。 その意味でも、システムトレードは長く続けなければ利益を積み重ねることはできないのです。
システムトレードは、長く続ければ続けるほど、利益が積み重なっていくのは統計上明らかです。 しかしその途中では、どんなに優れたシステムであっても、どうしてもドローダウンは避けることができません。 これは、相場を張る以上、逃れることができない宿命です。 ですから、ドローダウンの局面をうまく乗りこなしつつ、それでもシステムトレードを続けていけるだけの資金を用意する必要があります。 そうでないと、ドローダウンの最中に資金不足になり、システムトレードを投げ出してしまうことになってしまいます。 それは必然的に損をしている時期に退場することになり、そんなことを繰り返していては、何十年たっても儲かることはありません。 ですから、常にドローダウンがあることを前提として、仕掛ける枚数を計算しなければなりません。 そしてそれは、今いくら資金があるのかを知っている「あなた」以外にやる人がいないのです。 これが資金管理の重要なポイントであり、自分の資金は自分でコントロールするしかないのです。 投資家として「勝ち組」「負け組」を決定付けるのは、その投資手法にもありますが、資金管理も同じように重要なポイントなのです。
ドローダウンが発生し、、大きな損失を抱えてしまった場合、誰でもそのシステムに疑問を持ち始めます。 「本当にこのシステムは有効に機能するのだろうか」 こういう思いが心を完全に支配してしまうと、そこで諦めてしまう事になります。 そんなときに心理的な支えになるのが勝率です。 勝率70%の当システムトレードなら、ドローダウンの最中でも「勝率が高いから、次は大丈夫だろう」という心理が働きます。 そして、システムトレードを諦める事なく続けることができ、結果としてドローダウンの後に来る大きな利益を手にすることができるのです。 勝率は損益には直接関係はありませんが、トレードを行うのが人間である以上、心理的な面では大きな影響があります。 それは実際にやってみるとよく分かるでしょう。 実際に大きな損失が出て、「もうやめようか」と思ったときに、この勝率が心理的な支えになってくれることが多いのです。
このページで解説してきたように、システムトレードを始める前には、まずそのシステムが過去どれくらいのドローダウンを出したことがあるのかを知る必要があります。 そしてこれから先、そのドローダウンと同じくらいの損失があると仮定します。 (慎重な方、初心者の方は、そのドローダウンの2倍の損失があると仮定しておくことをお勧めします。) さて、このページに書きましたように当システムは2007年後半の調整局面のとき、約470万円のドローダウンがありました。 ですから、その頃と同じ程度のドローダウンが発生すると仮定すると、最低でも470万円は必要だということになります。 しかし、これでだけはまだ足りません。 なぜならその損失の後、仕掛ける投資資金が必要だからです。 当システムトレードでは、最大で売りも買いも最大4枚まで保有することがあります。 1枚の証拠金が70万円だとすると、70万円×4枚=280万円がドローダウンを食らった後に、投資資金として残っていないといけないということになります。 以上のことから470万円+280万円=750万円の投資資金がなければ、2007年11月と同程度のドローダウンを乗り越えることはできないということになります。 それほどの資金がない人は、日経225ミニでトレードすることをお勧めします。 ミニ1枚でトレードすれば、ドローダウンは470万円の1/10=47万円で済むことになります。 投資資金は750万円の1/10=75万円あれば、仮に2007年11月と同程度のドローダウンがあったとしても、ギリギリ乗り越えてシステムトレードを続けていく事ができます。 結論として、 75万円の資金がある人は、ミニ1枚で始めることをお勧めします。 150万円の資金がある人は、ミニ2枚以下で始めることをお勧めします。 300万円の資金がある人は、ミニ4枚以下で始めることをお勧めします。 450万円の資金がある人は、ミニ6枚以下で始めることをお勧めします。 750万円の資金がある人は、ラージ1枚以下で始めることをお勧めします。 上記の枚数は2007年11月と同じドローダウンがあったとしてもギリギリでトレードを続けることが出来る枚数です。 もしこれよりも大きなドローダウンがあったら、破産してしまいます。 ですから、通常はこの半分程度、つまり・・・ 150万円の資金がある人は、ミニ1枚程度で始めることをお勧めします。 300万円の資金がある人は、ミニ2枚程度で始めることをお勧めします。 450万円の資金がある人は、ミニ3枚程度で始めることをお勧めします。 750万円の資金がある人は、ミニ5枚枚程度で始めることをお勧めします。 人によって、その資金が遊び金か、後で必ず使う必要がある資金か、などいろいろな資金の性質もあります。 またその人の性格によって、大胆に賭けるのが好きな人もいれば、「石橋を叩いても渡らない」性格の人もいます。 ですから、この試算は、必ずしも誰にでも当てはまるものではありません。 あなた自身が自己責任で決定してください。 それから重要なことは、利益が出て資金が増えたからといって、すぐに仕掛ける枚数を増やすべきではありません。 十分に資金が増えてきたら、少しずつ、少しずつ増やしていくべきです。 常に手元に置いておく余剰資金のほうも、少しずつ増やしておくべきなのです。 その余剰資金が大きなドローダウンが発生したきに、あなたを救うことになるでしょう。 いつ大きなドローダウンに遭遇するか、それは誰にも分からないのですから。 ※これまでの計算は、2007年11月と同程度のドローダウンが発生したと仮定しての参考例です。 しかし、実際にはこれ以上のドローダウンが発生することもあり得ます。 ですから、常に余裕を持って投資をしてください。 ご自分の資金とよく相談して、自己責任で仕掛ける枚数を決めてください。 ←日経225先物で19年連勝のシステムトレード(スイングトレード編)トップページへ戻る |
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